部屋の明暗により明るい部屋からはミラーとなり暗い部屋からは透けて見えるミラーです。
プライバシーの保護や相手を緊張させずに観察したい時など扉や間仕切りに使用します。

品番MJM
品名マジックミラー
厚み3ｍｍ / 5ｍｍ
最大寸法1,219mm×1,829mm
使用用途プライバシー保護や盗難・万引き防止の防犯、店舗の内装、観察や自由研究、手品や劇中の小道具など

マジックミラー特注品　生産中止のお知らせ

平素は格別なるご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、このたび下記の通り、マジックミラー特注品の生産を中止させていただくことになりましたので、ご案内申し上げます。
お客様にはご不便をおかけいたしますがご了承いただきますようお願いいたします。

対象商品：マジックミラー特注品(指定厚み品・指定透過率品)
受注終了日：2020年2月28日
生産終了日：2020年3月31日

マジックミラーにできる加工や取付・設置方法について

納期について

規格品製作期間

マジックミラー 透過率 8%　(±3%)2～5日

枚数が多い場合や特殊な形状の場合は、納期がかかる場合があります。
実際の納期につきましては、お見積時（ご注文時）にお伝えしています

オーダー品製作期間

マジックミラー 透過率 30%　(±3%)3～4週間
マジックミラー 透過率 50%　(±3%)3～4週間

※オーダー品のご依頼・ご注文は2020年3月末をもちまして終了いたしました

形状・サイズ・切断面加工について

四角形を基本として、円形・ハ角形・アーチ形にもカット・加工が可能です。型紙や図面等があれば、それも基に様々な形にカット・加工が可能です。

最小寸法50 mm
最大寸法1,820 mm
最小寸法Φ150 mm
最大寸法Φ1,200 mm
最小寸法150 mm
最大寸法1,820 mm

※その他のサイズについては、別途ご相談ください。

四角形の四隅の処理について

特に指定が無ければ、角落とし加工となります。
四角形の場合その４隅は通常１ｍｍ～２ｍｍ程度角を落とします。

この加工によって角も触っただけで手が切れたりするようなことはありません。
角落とし加工は無料です！！

フレームの４隅が丸くなってる場合、その大きさに合わせてＲ加工が必要です。デザインとしての角Ｒ加工も可能です。

5mmＲ以下の場合は角落とし加工となります。

※下記PDFファイルをA4で印刷して採寸して下さい

４隅を斜め４５度にカットすることが可能です。
最小3mmＣとなり、3mmＣ以下の場合は角落とし加工となります。

※採寸が難しい場合は型を送っていただければ、型を基に製作可能です

特殊カット・穴あけについて

梁の部分等にミラーを貼る際に切り欠き加工をします。

詳しくはこちら

建具に貼るミラーや照明建具を取付する際に穴あけが可能です。

詳しくはこちら

切断面処理について

最もスタンダードで安価な加工方法です。
最低限安全で手が切れたりしないような場合は、糸面磨きが良いです。

高級感のある装飾されたベベリングミラーです。
加工の幅は、3mm・5mm・10mm・15mm・20㎜・25mmまで加工可能です。

サンダーで角を取っただけの加工となります。
切りっ放しでも良いような場合は、作業中の安全性を考えて手切れ防止処理加工をします。

光学特性について

規 格 品

可視光線透過率膜面反射率ガラス面反射率
8% (±3%)51%42%

オーダー品

可視光線透過率膜面反射率ガラス面反射率
30% (±3%)28.6%15.9%
50% (±3%)15%8%

※オーダー品のご依頼・ご注文は2020年3月末をもちまして終了いたしました

その他のオーダー品につきましては 別途お問い合せ下さい。

※数値は実測値であり、保証値ではありません

可視光線透過率とは…

可視光（人間の眼にみえる光）の透過率のことで、ガラスが光をカットする量の事です。
部屋の明るさが同じとすると、可視光線透過率が低くなると見えにくくなり、100％に近づくにしたがって見えやすくなります。

◎マジックミラーの可視光線透過率

マジックミラーの仕組み

◎マジックミラーで仕切ったときの明るい場所と暗い場所の見え方

日中、外が明るくて部屋の方が暗い場合

暗い部屋からの透過光が弱く、外(明るい場所)の反射光にかき消されてしまうため、外からは鏡のように見えます。

夜間、外が暗くて部屋の方が明るい場合

明るい部屋からの透過光が、外((暗い場所))からの反射光よりずっと強いため、外からは透明に見え、明るい部屋の様子がわかります。

マジックミラーは、明るい場所から見ると鏡になり、暗い場所から見ると透けて見えるミラーです。
この現象は、マジックミラーの透過率・反射率の違いとマジックミラーで仕切った場所の明暗の違いによって生まれます。
左記のように反射像と透過像の数値の大きい方から見た映像のみが見えるようになります。

これは大きな音と小さな音が同時に鳴った時に、小さい音がかき消されて、大きい音だけが聞こえるのと同じで、 マジックミラーは部屋の明暗と透過率・反射率のバランスによって鏡になったり透けて見えたりします。