飛散防止は鏡に必要が実験してみた

弊社コダマガラスでは、フレームなしのミラーを販売しています。安全対策として裏面に「飛散防止フィルム」を貼ることをおすすめしているのですが、「本当に必要なのか?」「コストも掛かるので必要ないかもしれない」と考えられる方も多いかもしれません。

飛散防止フィルムを貼ることで、「鏡が割れた状態はどうなるのか。」「どれほど飛散防止に役立つのか」を実験してみました。

ガラス製のミラーは割れるから怖い。割れたときに、破片が飛んでくるから嫌!と思われている方は、ぜひ当記事を参考にしてくださいね。

飛散防止フィルム なし と あり を割って比較してみた

飛散防止フィルム貼りしたミラーとしていないミラーの比較

厚み5mmのクリアミラーの25cm×25cmをベニヤ板に固定しました。(裏面をミラーマットと変性シリコンにて接着)

飛散防止フィルムは裏面に貼っています。

飛散防止フィルムありを割ってみる

飛散防止フィルム貼りしたミラーとしていないミラーの比較(飛散フィルムありを割る)

バールで叩いて割ってみました。ヒビはたくさん入りましたが、大きな破片は落ちていません。

飛散防止フィルムなしを割ってみる

飛散防止フィルム貼りしたミラーとしていないミラーの比較(フィルムなしを割る)

バールで叩いて割ってみると、飛散防止フィルムありと違い欠けている部分が多数あります。破片も落ちていますね。

しかし想像していたよりも飛び散らない!!と思われませんでしたか?

割れた状態を比較

飛散防止フィルム貼りしたミラーとしていないミラーの割ったあとの比較

飛散防止フィルムなしの鏡の下には多数の破片が落ちていますが、ひび割れてもそのままくっついている部分があります。なぜだかわかりますか?

鏡は壁面に固定する際にミラーマットや変成シリコンで接着しているため、接着されている部分はくっついたままなので飛散しない部分があるんです。

それでも鏡の破片はやはり危ないので、飛散防止フィルムの効果は絶大ではないでしょうか。

ガラスを壁につけずに割ったらどうなるの?

続いて、壁に貼り付けていないガラスを割ってみました。

フロートガラスも飛散防止フィルムなし

よく見るガラスが割れた状態ですね。大きな破片が多数あり、怖いですよね。こちらは飛散防止フィルムを貼っていないガラスです。

続いては、飛散防止フィルムを貼ったガラスを割ってみます。

フロートガラスも飛散防止フィルムあり

小さな破片が少し飛んでいますが、フィルムによりガラスの飛び散りが抑えられているのがわかりましたか?

鏡は接着で飛び散らないとわかりましたが、やはりガラスなので接着がないとガラスのように飛び散ってしまいます。

鏡に飛散防止フィルムを貼ると効果的

飛散防止フィルム貼りしたミラーとしていないミラーの割ったあとの比較

鏡に飛散防止フィルムがない場合

  • フィルム貼りしていない鏡は、裏面のミラーマットや変性シリコンの接着部分は破片が落ちてこずくっついている
  • 接着していない部分は破片が落ちてきます。

鏡に飛散防止フィルムがある場合

  • 飛散防止フィルムを貼った鏡は、割れても大きな破片が落ちず安心
  • 細かい粉や端にできたヒビにより、小さな破片が落ちることがある

このように、飛散防止フィルムがあると万が一割れたとしても安全ということがわかりました。

飛散防止フィルムがない場合でも、接着面が多ければ破片の飛び散りが少なくなります。よって、鏡を貼り付ける際の接着部分を多くすれば、飛散防止効果が得られますね。

しかし、変性シリコンはミラー交換時に剥離するとなると、とても手間がかかりますので適量の使用がおすすめです。

鏡を購入される際は、ぜひ飛散防止フィルムもご検討くださいませ。

動画でも紹介しています

Text by コダマガラス編集部

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