
新築やリフォームをきっかけに、「玄関に鏡を取り付けたい」と考える方は多いのではないでしょうか。
一方で、玄関に鏡を設置する際、風水が気になるというお問合せもいただきます。
今回は、一般的に紹介されている風水の考え方もご紹介しながら、実際に玄関へ鏡を設置するときのサイズや取り付け方法、使いやすさについても鏡専門店の視点からご紹介します。
「風水も気になるけれど、毎日使いやすい玄関鏡にしたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
- 1. 玄関に鏡を置くのは風水的にどう?
- 2. 玄関の鏡はどこに置く?風水で考えるおすすめの位置
- 2.1. 玄関の正面に鏡を置くのはNG?
- 2.2. 玄関から入って右側に置く場合
- 2.3. 玄関から入って左側に置く場合
- 2.4. 右と左、結局どちらがおすすめ?
- 3. 玄関に姿見を置いても大丈夫?
- 3.1. 壁面に幅300mm×高さ1800mmのクリアミラーを設置
- 3.2. 壁面に巾木から天井までのコンビネーションミラーを設置
- 4. 風水を意識した玄関鏡の選び方
- 4.1. 鏡は清潔な状態を保つ
- 4.2. 鏡の形は玄関の雰囲気に合わせる
- 4.3. 「何が映るか」も考えてみる
- 5. 玄関に鏡を設置するときのポイント
- 5.1. 姿見なら高さ1200mm以上がひとつの目安
- 5.2. 壁に貼ることで玄関をすっきり見せられる
- 5.3. 大型ミラーは施工まで含めて考える
- 6. まとめ|風水と使いやすさを考えて玄関に合った鏡を選ぼう
玄関に鏡を置くのは風水的にどう?


風水では、玄関は外から気が入ってくる重要な空間と考えられています。
そして鏡には、周囲のものを映すだけでなく、気を反射するものという考え方があります。
そのため、鏡を設置する場所についてさまざまな説がありますが、風水を専門に扱う情報の中にも異なる見解があります。
実際は「この位置なら必ず運気が上がる」と決めつけず、風水をインテリア選びのひとつの基準として取り入れることをおすすめします。
玄関は毎日使う場所だからこそ、風水だけでなく、以下のような実用的なポイントも重要です。
- 鏡を見やすいか
- 出入りの邪魔にならないか
- 全身を確認できるか
- 玄関が明るく見えるか
- 空間の雰囲気に合っているか
風水は科学的に効果が証明されたものではなく、考え方や流派によって解釈が異なるという点も念頭に、実用面も一緒に考えてみましょう。
玄関の鏡はどこに置く?風水で考えるおすすめの位置
では、玄関のどこに鏡を設置するのがよいのでしょうか。
一般的な風水の考え方では、玄関ドアの正面を避け、右側または左側の壁に設置するという考え方がよく紹介されています。
玄関の正面に鏡を置くのはNG?
風水では、玄関の真正面に鏡がある配置は避ける、という考え方もあります。
理由としてよく挙げられるのが、入ってきた気を鏡が反射して外へ返してしまう、という考え方です。
そのため、風水を意識して玄関鏡を選ぶのであれば、まずは玄関ドアと正面に向かい合う位置を避けることを検討してみてください。
とはいえ、正面に鏡を設置したから必ず悪いことが起こるという意味ではありません。
例えば、正面の壁しか空いていない玄関や、正面に収納があり、その一部に鏡を設置するしかない間取りもあります。
そのような場合は、風水だけで無理に配置を決めるのではなく、玄関全体の使いやすさや映り込み、鏡の大きさなどを優先して考えることも大切です。
玄関から入って右側に置く場合
玄関ドアを開けて、家の中へ入る方向から見て右側に鏡を設置する場合、風水では仕事運・健康運・対人運などと結び付けて考えられることがあります。
また、風水とは別に実用面でも、右側に鏡を設置することで玄関の壁面を有効活用できる場合があります。
玄関から入って左側に置く場合
一方、玄関を入って左側の壁に鏡を設置する場合は、風水では金運・財運・恋愛運などと関連付けて考えられることがあります。
「金運を意識したいから左側に」というように、風水の考え方をインテリア選びの楽しみとして取り入れるのもよいでしょう。
右と左、結局どちらがおすすめ?
ここまで読むと、「右と左、どちらが良いの?」と思うかもしれません。
しかし、どちらか一方がすべての家庭にとって正解というわけではありません。
風水も参考にして自分が意識したいことから選ぶのも良いでしょう。ただし、新築やリフォームの場合は、風水だけでなく玄関の間取りや生活動線を優先することも重要です。
例えば、
- 玄関ドアと干渉しない
- 靴を履いた状態で鏡を見られる
- 鏡の前を通るときにぶつからない
- 照明が鏡に反射してまぶしくならない
- 鏡に家の中が映り込まない
などもチェックしておきましょう。
玄関に姿見を置いても大丈夫?
玄関に設置する鏡として人気が高いのが、姿見・全身鏡です。
出かける前に洋服や靴とのバランスを確認できるため、玄関との相性がよいアイテムです。
風水の面でも、一般的な考え方では姿見だから特別にNGというわけではありません。
むしろ大切なのは、どこに、どのような状態で設置するかです。
特におすすめなのが、玄関収納や壁面に合わせて鏡を取り付ける方法です。
実際にコダマガラスでも、玄関の壁面やクローゼット壁面に姿見を設置した事例があるため、ご紹介します。
壁面に幅300mm×高さ1800mmのクリアミラーを設置


壁面に鏡を貼り付けることで、玄関を明るく、広く感じられる仕上がりになっています。
(参考:エコカラット×ミラーのスタイリッシュな玄関設置事例を紹介します)
壁面に巾木から天井までのコンビネーションミラーを設置

四隅の部分をグレーミラー、周囲を長方形のクリアミラーを設置し、高級感のある仕上がりになっています。
(参考:【2026年】玄関鏡のおしゃれなアイデア8選|実例写真で選ぶ玄関鏡の設置方法)
「玄関で全身を確認したい」という目的があるなら、風水上の位置だけでなく、実際に全身が映るサイズになっているかも確認しておきましょう。
風水を意識した玄関鏡の選び方
玄関鏡は、位置だけでなく鏡そのものの形や状態も大切です。
鏡は清潔な状態を保つ
風水では、鏡に汚れや曇りがある状態は好ましくないと考えられることがあります。
これは風水を意識しない場合でも同じです。
玄関は家に入って最初に目に入る場所だからこそ、鏡が汚れていると空間全体が少し雑然として見えてしまいます。
特に玄関では、手垢やホコリが付きやすいため、定期的にお手入れしましょう。
鏡の形は玄関の雰囲気に合わせる
風水では鏡の形によって意味が異なると紹介されることもありますが、玄関の場合は住宅のデザインとの相性も重要です。
例えば、モダンな玄関なら長方形の大型ミラー、柔らかな雰囲気の玄関なら丸型や楕円形なども選択肢になります。
コダマガラスでは、規格サイズだけではなく、壁のサイズ・形に合わせたオーダー製作も可能です。
「何が映るか」も考えてみる
風水を意識するなら、鏡そのものだけでなく鏡に何が映り込むかも確認しておきたいポイントです。
玄関の鏡に、散らかった靴や荷物ばかり映るのか、照明や観葉植物、きれいに整えた玄関が映るのか。
「鏡の位置=風水」だけではなく、鏡を使って玄関をどう見せたいかという視点で考えると、設置場所を決めやすくなります。
玄関に鏡を設置するときのポイント
ここからは、鏡専門店として特にお伝えしたい「サイズ」と「取り付け」についてご紹介します。
姿見なら高さ1200mm以上がひとつの目安



全身を映すための鏡は、設置する高さと鏡そのもののサイズによって見え方が変わります。
コダマガラスでは、ほぼ全身が映るサイズの目安として
幅300~450mm、高さ900~1200mm程度、
ゆとりをもって全身を映したい場合は
幅450~600mm、高さ1100~1500mm程度などを紹介しています。
さらに、幅600~900mm、高さ1400~1800mm程度にすると、家族で使う姿見としても余裕が出てきます。
(参考:玄関鏡や廊下の全身鏡をオーダーする方法 )
ただし、これはあくまで目安です。
玄関の壁の高さや幅、使用する方の身長、鏡を設置する位置によって適したサイズは変わります。
新築やリフォームで壁面にぴったり合わせたい場合は、施工前に鏡のサイズまで検討しておくと、より美しく仕上げやすくなります。
壁に貼ることで玄関をすっきり見せられる


玄関鏡は、壁に直接貼り付ける方法も人気があります。
置き型の姿見と比べて床面を占有しないため、狭い玄関でも取り入れやすいのがメリットです。
また、壁と鏡の境目をすっきり仕上げることで、ホテルや店舗のようなスタイリッシュな雰囲気にもできます。
コダマガラスでは、壁面に鏡を貼る場合、ミラーマットや変成シリコンなどの接着材を使用し、必要に応じて金具を併用する方法をご案内しています。
鏡の厚みや取り付け方法を事前に確認しておくことも大切です。
大型ミラーは施工まで含めて考える

玄関いっぱいに近い大型ミラーや、天井近くまで高さのある鏡を設置する場合は、鏡のサイズだけでなく搬入や施工方法まで考える必要があります。
当社の施工事例でも、高さ1800mmを超える大きさの鏡を設置した事例があります。
「どのくらいのサイズなら全身が映る?」
「この壁に鏡を貼れる?」
「エコカラットの上にも施工できる?」
など、具体的な設置方法についても、事前に確認しておくと安心です。
まとめ|風水と使いやすさを考えて玄関に合った鏡を選ぼう
今回は、「玄関の鏡と風水」をテーマに、鏡を設置する位置やサイズ、施工方法についてご紹介しました。
風水でもさまざまな流派や解釈があるため、「右なら絶対に良い」「正面なら必ず悪い」と決めつけるのではなく、風水をインテリア選びのひとつの基準として楽しみながら、実際の使いやすさも含めて設置場所を決めることをおすすめします。
特に玄関鏡の場合は、
①玄関ドアとの位置関係
②鏡に何が映るか
③全身が映るサイズか
④玄関の動線を邪魔しないか
⑤壁材に合った施工方法か
という5つのポイントを確認しておきましょう。
玄関は毎日使う場所だからこそ、風水だけでなく「使いやすい」「きれいに見える」「玄関が明るく感じられる」といった実用面も大切です。
鏡を貼るときの効果的な位置やサイズについての動画もぜひご覧ください。
Youtubeでは、どのように鏡を貼ると効果的かをまとめています。注意点やアドバイスもあるのでぜひご参考ください。
コダマガラスでは、玄関や廊下に設置するオーダーミラーについて、サイズ・形状・切断面の加工・取り付け方法まで含めてご相談いただけます。注文方法はこちらにまとめています。
ぜひ実際の施工事例も参考にしながら、理想の玄関鏡を検討してみてください。
Text by コダマガラス編集部
創業45年、オーダーミラー専門店のスタッフが、長年のガラス・鏡の施工・販売の経験に基づいて、本当に役立つお手入れ方法や知識を検証・解説しています。
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