「浴室の鏡を自分で交換したいけど、難しいの?」
「ミラーの交換手順がわからない!」
などと思われている、浴室鏡をご自身で交換されたい方に向けての解説記事です。
この記事の手順であれば、15分程度で浴室鏡の交換作業が完了します。
交換作業に入る前に準備するもの・作業手順・注意事項なども解説いたしました。
"シケ(さび)" や "ひどいウロコ" など、古くなった浴室鏡から新品の鏡への交換を検討している方は、ぜひ当記事を参考にしてください。
浴室鏡の交換の作業に入る前に準備するもの
浴室鏡の交換作業に必要な道具は以下の通りです。
古い鏡をはずすために必要なもの
- PPバンド
- ピアノ線
- スクレーパー
- カッターナイフ等
- のり剥がしクリーナー
PPバンド、ピアノ線などは、ミラーがくっつけられている接着剤をカットする時に使用します。
また、のり剥がしクリーナー・スクレーパー(ヘラ)は、ミラーを掃除する際に必要です。
今回のり剥がしクリーナーは、「3Mのスプレークリーナー30」を使用していますが、他のものでも代用できます。(香りが強いクリーナーもありますので、香りに敏感な方はマスクを着用するなどお気をつけくださいませ)
新しい鏡を貼るために必要なもの
- 速乾ボンド
- ミラーマット
- 変成シリコン
上記に加え、取付金具も用途によってご用意くださいませ。鏡をご注文の際に弊社でも販売しています。
また、速乾ボンド、変成シリコンは他のものでも代用できます。
浴室鏡をDIY!作業工程と手順を解説
ここからは、浴室鏡の取り換えDIYの実際の作業工程や手順について、画像付きで詳しく解説します。
浴室ミラーの上のフレームをはずす
浴室の鏡は、ハンガー金具(4個1セットの詰め金具)か、片長チャンネル(上下のフレーム)で固定されていることが多いです。
金具は上側のフレームが上下に動くような構造になっていますので、上側のフレームを上にずらします。
フレーム部分にシリコンコーキングされている場合、カッターナイフでカットしましょう。
フレームを上げる際に少し硬くなっている場合がありますので、その時はスクレーパーやマイナスドライバー等を使うと作業しやすいです。
浴室ミラーを取りはずす
鏡は金具のほかに、ミラーマット(両面テープ)と変成シリコンで接着されており、鏡を取り外すには接着部分をカットする必要があります。
既成のユニットバスに取り付けられているミラーは、金具とミラーマットのみで接着されているケースが多いです。
弊社では通常ピアノ線を使ってカットしていますが、PPバンド(ポリプロピレンで出来ているバンド)でもカットできます。
PPバンドでカットする場合はまっすぐな状態を維持するのがポイント
PPバンドで接着部分をカットする際、ねじれた状態だとカットが難しくなります。
ノコギリの刃のように見立てて、真っすぐの状態のまま左右に引いてカットして下さい。
ミラーマットであれば、PPバンドでカットは簡単です。
ただし、変成シリコンで接着されている場合はPPバンドでの切断は大変難しいです。
カットが難しい場合はピアノ線(線径0.4mm前後)の使用をおすすめします。
浴室ミラーをはずした後の壁面を清掃する
浴室ミラーを剥がした後の壁面は、のり剥がしクリーナーやスクレーパー等を使って清掃します。
両面マットやシリコンの跡は完全に綺麗な状態でなくても問題はありませんので、ご安心ください。
今回は、3Mのスプレークリーナー30を使用し、粘着部分を清掃します。
柑橘系の匂いがしますが、天然素材で "汚れや油" "テープののり残り" などを全て落とせ便利です。
スクレーパーは金属製の方が清掃しやすいですが、傷が付く可能性があるのでカーボン製のものを使用します。
新しい浴室ミラーを貼る
既成の浴室鏡は、金具と両面テープのみで接着されていることが多いですが、
金具を使用する場合でも、速乾ボンドの上にミラーマットを貼り、変成シリコンも併用するのがおすすめです。
金具が錆びてしまっている方は、ハンガー金具や片長チャンネルも合わせて交換しましょう。
DIYで取り替えできるか不安な方へ
チェックシートで詳細をご確認ください
動画で見る「3分で分かる!浴室の鏡を交換する方法」
浴室の鏡を交換する方法は、動画でも詳しくご説明しています!
本記事の手順とあわせて、是非参考にしてくださいね。
Text by コダマガラス編集部
コダマガラスSNS 一覧
\ フォローをお願いします/