本記事では、鏡をハンガー金具を使って壁に取り付ける方法を解説します。
今回は比較的扱いやすいハンガー金具(ツメ金具)という金具を使用します。(2つ折り鏡止めとも呼ばれます)
鏡を取り付けるのはとっても難しいと思われているかもしれませんが、実はDIYでも取り付けられますよ!
動画でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
鏡をハンガー金具で取り付けるための道具を準備する
鏡を壁に取り付けるために必要な道具を紹介します。
壁に鏡を取り付ける際に必要な道具
- 巻き尺(コンベックス)
- マスキングテープ
- ミラーマット
- 鉛筆、またはボールペン
- カッター
- 速乾ボンド
- 変成シリコン
- ハンガー金具
コダマガラスでご注文いただいた鏡に同梱可能なもの
以下の道具は、弊社で鏡をご注文の際にあわせて購入できます。
鏡と同梱してお送りすることもできますので、ぜひご検討ください。
- ミラーマット
- 速乾ボンド
- 変成シリコン
- ハンガー金具(ツメ金具)
ハンガー金具を取り付ける位置を決め壁面に印をつける
まずは、取り付けるミラーの位置をきちんと決めておきます。
巻き尺(スケール)でミラーのサイズを測り、マスキングテープを目印に貼っていきます。
マスキングテープは書き込みやすく、剥がしやすいので壁にそのまま書くよりもおすすめです。
ミラー縦横の位置にマスキングテープを貼り、テープの上から鉛筆で線を描いて位置をイメージしましょう。
※ クロスをカットする目安にもなりますので、縦横の位置にマスキングテープを貼っています
鏡の上下にハンガー金具を取り付ける
マスキングテープに描いた線を頼りに、金具の位置を計測し取り付けます。(事前にマークをつけるのがいいです)
鏡1枚に対して必要なハンガー金具は4個で、耐荷重は5kgです。
取り付け前にミラーの重量を確認してください。
ハンガー金具を取り付ける位置は鏡の全幅より1/5くらいの位置
ツメ金具を取り付ける幅の位置は、おおよそミラーの幅サイズより1/5から1/6程度の位置にします。
上部の金具はミラーのラインより6mm下側にビス止めします。
下部の金具はミラーラインより13mm上側にビス止めします。
その後、ハンガー金具に付属のゴム枠を取り付けましょう。
壁面の仕上げが壁紙の場合剥がす
鏡を貼る位置に壁紙がある場合は、カッターナイフで切り込みを入れ壁紙を剥がします。
目安は、ミラーを貼る位置より50mmから100mm程度内側です。
切り込みは1mm程度軽くいれるだけで、壁紙を剥がすことができますよ。
角からゆっくりとクロスを剥がします。
クロスの厚みは通常1mm程度ですので、強く切り込みすぎると下地の表面もめくれてしまうので注意して下さい。
多少クロスの薄紙が残っても問題はありません。
ミラーマットを壁面に貼る
ここからは、ミラーマットを壁に貼り付けていきます。
壁に速乾ボンドを塗る
壁面側のミラーマットを貼る位置に速乾ボンドを塗ります。
速乾ボンドを貼ることでミラーマットが壁にしっかりくっつきます。
ミラーマットと速乾ボンドの位置について
速乾ボンドを塗る位置は、ミラーの4隅と周囲約200mm~300mm間隔がおすすめです。
あらかじめ目安の位置に印をしておくと、スムーズに速乾ボンドを塗れます。
※ 速乾ボンドを塗る際は、床に落とさないように注意して下さい。新聞紙など床をカバーするものを敷いておくと、万が一床に落ちても安心です。
壁にミラーマットを貼る
速乾ボンドが乾いたら、その上にミラーマットを貼ります。
ミラーマットは文字がある方でもない方でもどちらも問題ありません。
鏡を仮合わせする
実際に鏡を貼る前に、鏡を仮合わせします。
鏡を貼る位置や角度などをしっかり確認して下さい。
ミラーマットのはくり紙を剥がし変成シリコンを塗る
ミラーの位置を確認したら、いよいよ接着します。
ミラーマットの鏡側のはくり紙をめくり、変成シリコンを塗布します。
変成シリコンは、直径20~30mmで、厚み3mm以上盛るように塗布して下さい。
※ 変成シリコンを床に落とさないように注意して下さい。新聞紙など床をカバーするものを敷いておくと、変成シリコンが床に落ちても安心です。
鏡を貼り付ける
ここまでくれば、あとは鏡を貼り付けるだけです。
マスキングテープに書き込んだ印に合わせて、鏡を貼り付けます。
ハンガー金具で鏡を貼るのは思っていたより簡単?!
最後に印をつけたマスキングテープをはがし、清掃すれば完了です。
「思っていたよりも簡単に取り付けられるかも?」と思われませんでしたか?
DIYでもハンガー金具(ツメ金具)を使えば、自由な位置に鏡を貼ることができます。
ぜひご自身で鏡を取り付けてみませんか?
鏡の取り付け方や最適な金具が知りたい方は、お気軽にコダマガラスまでご相談ください。
動画でも詳しく説明しておりますので、ぜひご覧ください。
Text by コダマガラス編集部
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